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2024/01/16 13:22

「なんで珈琲屋を始めたんですか?」と、質問をうけることがあります。
大概の人はコーヒーが好きでお店を始めたと思っているようで。でも、最初にカフェをやりたいと思ったのが二十歳くらいのこと。まだコーヒーを飲む習慣はなかったし、家でも紅茶の方をよく飲んでいました。
どういったことを仕事にしていきたいかを考えたとき、多くの時間を費やすのは間違いない。生活のためとはいえ、好きでもないことを続けていくことは自分にはできないだろうと思ったんです。
それで今までを振り返って自分の好きな時間はどんな時だろうと自問したら、やっぱり友人たちと話をしているたわいもない時間が一番楽しかったなと。
じゃあ、それに近い状態を仕事にできないかなと考えたら、カウンターのカフェがイメージに合いました。
そして大事な人を迎えてお話をする場では、きちっとしたものを提供したい。コーヒーについて学びたいと思ったのが、そもそもの始まりです。



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